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Mercedes-Benz 新型「CLS」を発売

 

メルセデス・ベンツ日本株式会社は、新型「CLS」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、発売した。

メルセデス・ベンツ 「CLS」は流麗でダイナミックなクーペスタイルと、サルーンの快適性と機能性を融合した「4ドアクーペ」という新しいセグメントを創出したトレンドセッター。

 

新型「CLS」は、前傾したフロントエンドや低い位置に設けられた幅の広いヘッドライト、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、メルセデス・ベンツの新しいデザイン語法を初めて採用した、デザインコンシャスなモデル。一方、それぞれのモデルに、最新のパワートレインを搭載するほか、最先端の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」など革新技術を搭載し、7年ぶりにフルモデルチェンジした。

 

「CLS 220 d スポーツ」にはEクラスにも搭載されている、最高出力143kW(194PS)、最大トルク400N・m(40.8kg・m)を発生する、2.0リッター直列4気筒BlueTECエンジンが搭載される。摩擦の低減や排出ガスの浄化に注力して開発された、このクリーンディーゼルエンジンは、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジン。

「CLS 450 4MATIC スポーツ」に搭載されるM256エンジンは、バランスに優れ、コンパクトな「新型直列6気筒エンジン」と「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」、「48V(ボルト)電気システム」などの新技術を搭載することにより、効率性、快適性、高性能化を同時に実現したパワートレインとなる。

 

M256エンジンは単体で最高出力367PS(270kW)、最大トルク500Nmを発生します。直列エンジンの採用によりエンジン左右のスペースに補器類を配置することが可能になったことに加え、従来はエンジン回転を動力源としていたエアコンディショナー、ウォーターポンプなども電動化されたため、エンジン前部のベルト駆動装置が不要となり、よりコンパクトなエンジンになりました。また、エンジン近接型の触媒を採用し、より効率的な排出ガス処理を可能にしている。

 

「ISG」はエンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力16kW 、最大トルク250Nmを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねています。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現。スターターが従来より高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上した。また、2秒以下のエンジン停止は、アイドリングストップをしない時よりも燃料消費量を増加させることから、ドライバーの走行データやレーダーセンサーからの情報をもとに、エンジンが2秒以上停止しないと予測した場合には、あえてエンジンを停止しない機能を採用している。さらに、アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を毎分520回転という低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に寄与する。

 

 

モデル

ステアリング

エンジン

メーカー希望小売価格

( )内は消費税抜き車両本体価格

CLS 220 d スポーツ

2.0L、L4 直噴

ディーゼルターボ

7,990,000

(¥7,398,149)

CLS 450 4MATIC スポーツ

(ISG*5搭載モデル)

左/右

3.0L、L6 直噴

ターボ

10,380,000

(¥9,611,112)