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AUTOMOTIVE NEWS

「Alfa Romeo Giulia(アルファロメオ・ジュリア)」年内に国内で販売開始

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FCAジャパン株式会社は、「Alfa Romeo(アルファロメオ)」ブランドの新型高性能スポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」を、2017年内に、全国のアルファロメオ正規ディーラーにて販売することを決定した。
 
2017年6月24日に創業107周年を迎えるアルファロメオにとって、ジュリアはその長く輝かしい歴史を象徴する1台であり、同時に新たなチャプターを刻む重要なモデルでもある。米国、中国などグローバル規模で新型ジュリアの導入によるアルファロメオ・ブランドの再ローンチが進展しており、日本でも年内のジュリア発売というブランドの新たな未来に向け、アルファロメオ専売店舗の展開を進めている。なお、ジュリアの販売開始日や価格などの詳細は、発売が近づいた段階で発表する。
 
107周年を迎えたアルファロメオ
アルファロメオの歴史は、A.L.F.A.社(Anonima Lombarda Fabbrica Automobili=ロンバルディア自動車製造工場)が設立された1910年6月24日に遡る。常に挑戦を続け、困難を乗り越えてきた1世紀を超える歴史は、伝統のエンブレムにも表れている。そのデザインは時代と共に細部は見直されているが、発祥の地であるイタリア・ミラノ市の紋章である赤十字と、ミラノの貴族であるヴィスコンティ家の紋章を組み合わせた意匠は創業以来変わっておらず、世界の自動車メーカーの中でも屈指の歴史を誇るアルファロメオの誇り。なお新型ジュリアおよび最新の4C、ジュリエッタ、ミトは創業105周年に変更を受けた最新のエンブレムを備えている。
 
 
アルファロメオ・ジュリア 〜感情を掻き立てる新次元のドライビング〜
 
「La meccanica delle emozioni(感情の機械)」
アルファロメオは、ドライバーの感情を掻き立てる新次元のドライビング体験を体現するために、キーとなる5つの要素を掲げている。それは、洗練されたイタリアンデザイン、理想的な前後50:50の重量配分、最先端をいく革新的エンジン、トップレベルのパワーウェイトレシオ、そして独創的なテクノロジー。これらが情感に訴えるアルファロメオらしさを醸成する。
 
アルファロメオのデザインはいつの時代も、伝統の継承、スピード感、美しさの3要素を融合している。これは新型ジュリアでも同様で、“プロポーション“、“シンプルさ”、”クオリティ”の3方向のアプローチから洗練されたデザインを実現している。
 
“プロポーション“については、車体の前後オーバーハングを短く切り詰めたことが挙げられる。これは、エンジンやその他のメカニカルコンポーネントを前後の車軸間にレイアウトすることで実現しており、その結果、高性能スポーツサルーンらしい均整のとれたスタイリングと前後50:50の理想的な重量配分を実現している。
 
次に“シンプルさ”の追求は、自動車デザインにおいてもっとも困難とされる作業ですが、アルファロメオは長年にわたりこの点を追求し続けています。アルファロメオでは、上質な雰囲気と洗練されたデザインを、「一筆の動き」で表現しています。ジュリアの場合では、トレフォイル(三つ葉)をモチーフとしたフロントマスクや、特徴的なサイドドアのプレスラインがこの手法で描かれています。
 
そして“クオリティ”は、車体の全体にわたり追求されています。飛びかかろうとする猫を思わせる躍動的なエクステリアデザインをはじめ、コクピット周辺の操作スイッチ類、美しくカーブしたダッシュボードなど、インテリアも丁寧な作り込みが感じられる仕上げとなっています。
 
510psを生み出す高性能エンジン
革新的なエンジンは、アルファロメオのDNAを形成する重要な要素のひとつ。開発チームはテクノロジーとパフォーマンスの両面において最先端をいく高性能エンジンを生み出し、最上級グレードの「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」に搭載した。
 
フェラーリ出身のエンジニアによりチューンされたV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最高出力510psを生み出し、0-100km/h加速=3.9秒という圧倒的なパフォーマンスを実現。またこの新世代エンジンは電子制御の気筒休止システムを備え、優れた燃費性能も両立。さらにアルミニウムの採用により軽量化を果たすとともに、アルファロメオ独自のサウンドも追求されている。
 
3kg/psを下回るクラストップレベルのパワーウェイトレシオ
卓越したパワーウェイトレシオの実現のため、ジュリア・クアドリフォリオの車体は各部に超軽量素材を用いている。例えばボンネットやルーフ、プロペラシャフトにはカーボンを、ドアやフェンダー、サスペンションにはアルミニウムを用いている。さらにカーボンセラミックディスクブレーキや、カーボンファイバー製のシートフレームのオプションを採用するなど、全体にわたる徹底した軽量化の結果、パワーウェイトレシオは3kg/ps以下を達成。唯一無二のドライビング体験をもたらす。
 
トルクベクタリングを始めとする先進のシャシー技術を導入
アルファロメオは、シャシーの構成要素にもこだわっている。例えば、電子制御の採用はドライビングエクスペリエンスの向上に寄与する場合に限定してしる。電子制御トルクベクタリング機構を採用したのも、この点をクリアしたため。ジュリア・クアドリフォリオの採用するツインクラッチ式のトルクベクタリング機構は、後側の左右輪に個別にトルク伝達を行う制御により、滑りやすい路面においてもスタビリティコントロールに頼ることなく、優れたトラクション性能を発揮。安全にファン・トゥ・ドライブを実現します。また電子制御のインテグレーテッド・ブレーキシステムは、ブレーキレスポンスの向上と大幅な制動力の短縮のほか、軽量化にも寄与し、ドライビングダイナミクスを向上させる。
 
 
なおジュリアの情報は、順次ティザーサイトに公開していく。
http://www.alfaromeo-jp.com/sp-giulia/
アルファロメオ専売ディーラー網を全国に展開