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AUTOMOTIVE NEWS

新型Audi RS 4 Avant


 
Audi Sport GmbHは、2017フランクフルトモーターショー(IAA)で、新型Audi RS 4 Avant(複合燃費:8.8ℓ/100km、CO2排出量:200~199g/km)を世界初公開する。このモデルは、優れたパフォーマンスと日常ユースにおける使い勝手をきわめて高いレベルで両立させています。搭載される2.9 TFSIエンジンは、331kW(450hp)のパワーと600Nmのトルクを発生し、A4ファミリーのトップスポーツモデルに相応しいクルマに仕上がっている。このV6ツインターボエンジンのパワーは、標準装備されるquattroドライブシステムを介して4輪へと配分される。
 
「Audi RS 4 Avantは、RSモデルのなかでも、比類なき伝統を誇る特別なクルマ。他のすべてのRSモデル同様、新しいAudi RS 4 Avantも、圧倒的なパワーと日常ユースでの使い勝手を完璧に融合したクルマです。中国市場では、セグメントで唯一の高性能Avantであり、新たな牽引役として、アウディをさらなる成長に導いてくれるでしょう」と、Audi Sport GmbH CEOのステファン ヴィンケルマンは述べている。
 
 
ルーフエッジスポイラーが備わった特徴的なリヤエンド
第4世代のAudi RS 4 Avantを開発するにあたり、担当デザイナーは、かつて北米のモータースポーツシーンを席巻したAudi 90 quattro IMSA GTOのディテールからインスピレーションを得た。フロントエンドでは、RS特有のハニカムパターンを備えた大胆なエアインテークと、幅広くフラットなシングルフレームグリルが、精悍なイメージを創出している。オプションのマトリクスLEDヘッドライトを選択すると、色付きのベゼルが装着される。このモデルは、通常のAudi A4 Avantに対して、ホイールアーチ部分が30mm幅広くなり、quattroブリスターによって強調されている。リヤエンドでは、RS専用デザインのディフューザーインサートや、RSエキゾーストシステムのオーバルテールパイプ、RS専用デザインのルーフスポイラーなどにより、個性的なスタイルが演出されている。Audi exclusiveからオプションで提供されるエクステリアカラーのノガロブルーパールエフェクトは、1999年に発表された初代Audi RS 4 Avantを彷彿とさせる。標準装着されるホイールは、19インチの鍛造アルミ製で、オプションで20インチのホイールも注文可能。
 
 
0-100km/h加速4.1秒、RSスポーツサスペンションとアウディドライブセレクトを標準装備
新型Audi RS 4 Avantに搭載される2.9ℓTFSI V6ツインターボエンジンは、331kW(450hp)の最高出力を発生します。600Nmの最大トルク(旧Audi RS 4 Avantと比較すると170Nm増加)を、1,900~5,000rpmの幅広い回転域で提供する。その強力な駆動力により、新型Audi RS 4 Avantは0-100km/hを4.1秒で加速し、最高速度は250km/hに達します。オプションのRSダイナミックパッケージを選択すると、最高速度を280km/hに引き上げることができる。
 
2.9 TFSIツインターボエンジンのパワーは、スポーティなギヤ比が設定された8速ティプトロニックを介して、quattroフルタイム4WDシステムへ伝達される。オプションで、リヤのスポーツディファレンシャルを選択することも可能。NEDC複合モードにおける燃料消費量は8.8ℓ/100kmで、CO2排出量は199g/kmとなる。先代モデルと比較すると、燃費は17%向上している。車両重量も、先代モデルと比較して80kg軽い1,790kgに抑えられてる。
 
標準設定されるRSスポーツサスペンションにより、新型Audi RS 4 Avantの車高は、スポーツサスペンションを装着したAudi A4のベースモデルよりもさらに7mm低くなっている。足回りに関しては、ダイナミックライドコントロール(DRC)を採用したRSスポーツサスペンションプラス、セラミックブレーキ、RS専用のダイナミックステアリングをオプションで選択することができる。ドライバーは、標準装備されるアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムを介して、新型Audi RS 4 Avantのドライビング特性を、走行条件や好みに応じて調整することができる。
 
 
洗練された素材によるインテリアとレーシングスタイルのデジタルコクピット
新型Audi RS 4 Avantのスポーティなキャラクターを反映して、インテリアはブラックでまとめられている。RSスポーツシート(オプションでハニカムパターンも選択可)、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション スポーツステアリングホイール、シフトゲート、照明付きドアシルトリムには、RSのエンブレムが装着されている。アウディバーチャルコクピット及びヘッドアップディスプレイにも、RS専用のデザイン/機能が採用され、ディスプレイにGフォース、タイヤ空気圧、トルク値などを表示することができる。グロスブラック仕上げ、アルミ製アタッチメント付きのカーボ仕上げ、ブラックアタッチメント付きのカーボン仕上げなど、様々な仕様が設定されたスタイリングパッケージを注文することで、カスタマイゼーションの可能性も拡がります。さらに、Audi exclusiveのプログラムにより、顧客の特別なリクエストにも対応可能。
 
新型Audi RS 4 Avantは、今秋から注文の受け付けを開始し、ドイツ及び他のヨーロッパ諸国では、2018年初頭から販売されます。ベースプライスは79,800ユーロ。