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アルファロメオ、Formula 1に復帰


 
FCAが所有する高い名声を誇るイタリアのブランドであるアルファロメオが、スイスのザウバーF1 チーム(Sauber F1 Team)との間に、2018年シーズンの世界チャンピオンシップからの F1レースへの参加を目的とした、多年度にわたる技術および商業的パートナーシップ契約を締結した。
 
このパートナーシップを通じて生み出されるシングルシートのレースカーには、タイトルスポンサーであるアルファロメオ独自のカラーリングとロゴが与えられ、またフェラーリによる 2018年型のパワーユニットが搭載される。
 
この契約には、アルファロメオ技術陣のエンジニアリングノウハウと知識の活用をはじめ、F1に必要となる、すべての開発分野にわたった戦略的、商業的、および技術的な協力が含まれる。また両社にはこのパートナーシップを通じ、フォーミュラ1と自動車分野全般の両方にわたる新たな事業機会も得られる。
 
このチームの正式名称は「Alfa Romeo Sauber F1 Team」。
 
F1の歴史の主人公のひとりであるアルファロメオの復帰は、このモータースポーツのアピールと今後の発展に大きく貢献すると期待されていいる。アルファロメオと共に技術的ノウハウと数多くの情熱的なファンがF1に加わり、またこの参加によってアルファロメオ自体にも技術移転や道路安全の分野のメリットが得られる。
 
アルファロメオはそのレースにおける伝統と卓越した技術によって世界中に知られている。戦前のグランプリにおいて誰もが認めるチャンピオンであった(1925年にはGP Tipo 2が第1回の世界チャンピオンシップを席巻)アルファロメオは、1950年から1988年までコンストラクターとエンジンサプライヤーの両方としてF1に参加しました。このデビュー後には直ちに、ニノ・ファリーナ(Nino Farina)とファン・マニュエル・ファンジオ(Juan Manuel Fangio)により1950年と1951年の2回にわたって世界ドライバーズチャンピオンシップを獲得した。
1961年から1979年には複数のF1チームへのエンジンサプライヤーとして参加している。
1979年にコンストラクターとして復帰した後には、1983年にコンストラクターズチャンピオンシップにおいて最高の実績である第6位を獲得している。
1985年の撤退から30年以上を経て、アルファロメオは自らの足跡を残すという明確な意図の下にF1に復帰する。