Audi TT オフロード コンセプト 北京モーターショーにて発表

Audi TT オフロード コンセプトは、従来の常識を打ち破り、コンパクトSUVのユーティリティとクーペのスポーツ性を両立させてる。北京国際モーターショーでお披露目された新型4ドアモデルは、アウディのデザイン思想に新しい表現方法が加わったことを示している。2つのモーターを備えたプラグイン ハイブリッドモデルは、最大出力300kW(408hp)によるダイナミックな走行性能を発揮しながら、平均燃費はわずか1.9L/100km(52.63km/L)という低燃費を誇る。
AUDI AG研究開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンバーグは「Audi TT オフロード コンセプトは、将来のTTシリーズのイメージを彷彿させるモデルです。このモデルは、従来のAudi TTが持つスポーティな遺伝子と、アウディのコンパクトSUVの力強さを合わせ持っています。電磁誘導式チャージングシステムをもつプラグイン ハイブリッドとしたことで、未来のモビリティに向けた大きな1歩を踏み出しました。Audi TT オフロード コンセプト発表の場にアウディにとって2番目に大きなマーケットである中国を選んだのは、このモデルが近未来の都市型モビリティで、サスティナブル、ダイナミックな走行性、優れたインテリジェント、Audi Connectによる機能性を提案しているからです。」とコメントしている。
プラグイン ハイブリッドシステム
プラグイン ハイブリッドシステムを搭載したAudi TT オフロード コンセプトは、システム全体で最大出力300kW(408hp)、最大トルク650Nmを発揮します。Audi TT オフロードコンセプトは、0-100km/h加速性能が5.2秒、最高速はドイツ政府の規制値である250km/hまでスムースに到達し、平均燃費わずか1.9L/100km(52.63km/L)、CO2排出量45g/kmという優れた環境性能を発揮する。
Audi TT オフロード コンセプトの走行可能距離は、電力だけのゼロエミッション走行で最大50km、システム全体では最大880kmに達する。
搭載されるエンジンは、最高出力215kW(292hp)、最大トルク380Nmを発揮する2.0リッターTFSIエンジンです。この大径ターボチャージャーを装備した4気筒2リッターエンジンにも、アウディが持つ高性能低燃費技術が盛り込まれている。エンジンの負荷に応じて、燃料噴射を燃焼室にダイレクトに行うかエアインテークに行うかを選択し、低燃費を実現している。さらに、エクゾーストマニホールドがシリンダーヘッドと一体化され、特に冷感時に優れたサーマル マネジメントを行う。
横置きされる2.0リッターTFSIエンジンは、最高出力40kW、最大トルク220Nmを発揮するモーターとクラッチを介して繋げられる。スリムでディスク形状のモーターは、6速e-Sトロニックトランスミッションの内部に装着されている。デュアルクラッチシステムのe-Sトロニックトランスミッションは、駆動力をフロントホイールに伝達する。そして、Audi TT オフロード コンセプトは、リヤアクスルに2つ目のモーターが装着されている。リヤアクスルのモーターは、最高出力85kW、最大トルク270Nmを発揮する。
リヤアクスルの直前には8個の液冷リチウム-イオンバッテリーが搭載される。このバッテリーは車輌の前後重量バランスを54:46にし、重心を低くすることに貢献している。バッテリーには、最大12kWhの電力が蓄積され、電力だけで最大50kmの走行を可能にする。そして、充電時に何種類もの電圧に対応し、エネルギー伝達をもっとも効率よく機能的にマネジメントする、アウディ ウォールボックスが採用されている。
さらに、Audi TT オフロード コンセプトには、非接触式充電を可能にするアウディ ワイヤレスチャージングが採用されている。AC/ACコンバーターとコイルが埋め込まれたプレートの上にAudi TT オフロード コンセプトを駐車すると、自動的に充電を開始する。プレート側のコイルから発生した3.3kWの電磁波が、車輌側に取り付けられたコイルと交互にやり取りすることで、空気中を伝わって供給される。この電磁波は車輌側で電力に変換されバッテリーに供給される。
充電作業は、バッテリーがフル充電になると自動的に停止する。充電の所要時間はケーブル式の充電とほぼ同じで、ドライバーはいつでも充電作業を中断することが出来る。アウディ ワイヤレスチャージングは、これまでの充電方式よりエネルギー伝達効率が90%以上向上し、雨、雪、凍結などの影響は受けない。電力供給のための電磁波はプレート上に車輌がある場合にのみ発生し、プレート上に人間や動物が乗っても発生しない。
Audi TT オフロード コンセプトに採用された知性的なプラグイン ハイブリッドシステムは、あらゆるドライビングシーンで、スポーティフィーリングと低燃費を両立する。アウディ ドライブセレクトにより、3つのドライビングモードが選択可能。EVモードは、電力だけでの走行を可能にする。このモードではフロントアクスルの機能は停止され、リヤアクスルに装着されたモーターだけで最高130km/hでの走行が可能になる。ハイブリッドモードでは、3つのユニットが状況に応じて働く。多くの場合、フロントアクスルに搭載されたモーターがジェネレーターとして機能する。エンジンのパワーによってモーターが発電した電力がバッテリーに供給され、電力での走行可能距離を伸ばす。そしてスポーツモードでは、すべてのユニットが出力を発揮する。アクセルペダルを強く踏み込むと“ブースティング”モードとなり、リヤアクスルのモーターと2.0リッターTFSIエンジンが共に車輌を加速させる。ハイブリッドモードで滑りやすい路面やオフロードを走行中など、4WD走行の必要性をシステムが判断した場合にも同じ状況になる。このような時、Audi TT オフロード コンセプトはe-tron quattroになる。
ドライバーがアクセルペダルを離すと、ホイールへの駆動力伝達が解除され、状況に応じて“コースティング”モードになる。この状態では低速でブレーキングすると、エネルギー回生が行われます。MMIシステムで “ホールド”か“チャージ”のバッテリー充電状況を選択出来る。これにより、目的地到達までの距離に合わせてバッテリー残量をマネジメントすることが出来る。






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